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八重山ミンサー

 

八重山みんさーの起源は400年前、沖縄で綿花が栽培されはじめたころとされているようです。

もともとは藍染の細帯だったものが今では四寸、八寸と帯幅広く織られるようになり、
色やデザインも豊富になりました。

八重山ミンサー(伝統的工芸品)と呼べるものは
下記の通りに作られたかすり織物に限られています。

 ●先染めのたてうね織りとすること。
 ●よこ糸の打ち込みには「手投げ杼」又は「板杼」を用いること。
 ●かすり糸の染色法は、「手くくり」によること。
 ●使用する糸は、綿糸とすること。
 ●沖縄県 石垣市、八重山郡竹富町 で作られていること。  



八重山地方では昔通い婚だった時代、求婚された女性が返事のかわりに
「みんさーふ」と呼ばれる帯を織って贈っていました。
ミンサーという呼び方は、「綿(ミン)で織られた幅の狭い(サー)帯」から
来ているそうです。

帯の絣の柄には五つと四つの組合せが交互に配されていて、
これには「いつ(五つ)の世(四つ)までも末永く」
という心が込められているということです。

また、藍を重ねて染めることから愛を重ねて・・という意味も含まれると言われています。

帯の両脇のムカデの足に似た模様には、
通い婚時代を反映して「足繁くおいでください」
という意味が表現されているそうです。