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きもの ・和ものにまつわるお話

保多織(ぼたおり)

藩制時代、高松領主の殖産政策で讃岐の特産品となった織物です。

1689年(元禄2)初代高松領主松平頼重が、京都の宮中出入りの織物師北川伊兵衛常吉を招いて、
領主とその一族が着用する絹織物の製作を命じたところ、優雅で肌ざわりがよく、しかも堅牢な製品がつくられたため
高松藩の秘蔵織とし、幕府への献上品としても使われるところとなりました。多年保つという意味から保多織と命名されました。

その後、明治の廃藩とともに一般に普及させる必要が生じ、
原材料を絹糸から綿糸に替え、用途も浴衣やシーツ用などに拡大し需要が伸びました。

伊兵衛以降、六代200年にわたり、一子相伝で、技法を伝えています。
明治維新後、北川家の血縁に当たる、岩部家が、その技法を継ぎ、現在に至っています。

■第44回日本キワニス文化賞■

岩部さんに栄誉
保多織の技能伝承を評価

伝統工芸の技能継承に功績があった職人に贈る「第44回日本キワニス文化賞」に、保多織の岩部卓雄さん(57)が選ばれ、

5日に高松市内のホテルであった国際キワニス日本地区年次総会高松大会で表彰された。県人の受賞は3人目。

・・・・・

岩部さんは、県内で唯一保多織を製造する岩部保多織本舗の四代目。江戸時代から続く技能を継承するとともに、

シャツ、ジャケット、ハンカチなど現代の生活様式に合わせた商品展開が評価された。

表彰状受け取った岩部さんは「身に余る光栄」と感慨深げ。「ものを作るのは昔から好きだった。

受賞を機に、保多織の良さをもっと広められれば」と気持ちを新にしていた。

《四国新聞2008年(平成20年)9月6日(土曜日)より抜粋》


 香川県伝統工芸士 
  岩部卓雄氏


●○●保多織カタログ●○●

保多織の生地は、織り方はどれも同じですが、糸によって厚さが違ってきます。

強く、通気性が良く、保温性にも優れているこの生地の秘密は

ワッフル状の格子にあります。

夏すずしく、冬あたたかい。そんな保多織をぜひ、お試しください。

<<ご覧になりたい生地番号(5種類まで)をご連絡くださいましたら  無料で生地の切見本をお送りいたします。>>

 

すべて1m以上10p単位でお切りできます。手作りなどのお役にも立てるのではないかと思います。

半衿にされても気持ちがいいです。

また、和裁をされている方にも針が通りやすくとても縫いやすい生地です。

その時によって在庫切れの生地もございますので

申し訳ございませんがその都度お問い合わせ下さいますよう

お願い申し上げます。

 

◆◇◆保多織生地見本◆◇◆

生地の画像はこちらからご覧下さい。(反によって多少色が違うことが ございます。)

すべて綿100%です。

厚地生地見本 / 中厚生地見本 / 薄地無地 / 薄地柄物 / 薄地(双)柄物

 

◆◇◆保多織で作ろう◆◇◆

保多織りで何が出来るか いろいろ考えてみました。

みなさまからのアイデアもお待ちしております(^^)!

*きもの&帯* *作務衣&甚平* *前掛け* *雨ゴート*

*長上っ張り* *シーツ(こちらのみ シーツ用の生地になります。)*

*湯文字* *肌着下ステテコ)*  *半襟*  *マント ・羽織* *別染め無地きもの*

*ボタドリgoods&こもの* *長襦袢 &半襦袢*

 

◆◇◆保多織Q&A◆◇◆

保多織に関するみなさまからの質問をこちらでご紹介していきます。

 


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